なんも覚えとらん

もう脳がアカンので

今月よく聴いた5曲 2023年7月

 

In your life(くるり)

「森さんがいた頃のくるり」ではなく「森さんがいたまま2023年を迎えたくるり」の音がするのが嬉しい。

 

STARS(w.o.d.)

好きなバンドが有名アニメタイアップを獲ったぞ!(大喜び)
ド頭のギター1音からもう滾る文句なしのパワーチューンで笑顔になってしまう。
2番のAメロが1番のそれとは少し変わってベースとドラムが絡み合う感じになっているのが良い。

 

Particle Dreams(フジファブリック)

さわやかでダンサブルな一曲。ライブで聴いたら良さが3割増しくらいになりそう。
新譜が出る度に表現できる音楽の幅が確実に広がっていることが分かって、すごいバンドだなと感心してしまう。

 

Mirage feat. 東郷清丸(中小企業)

暑い夜が続くと聴きたくなる。
毎年毎年同じ時期に同じことを言っている。まったく成長が見られない。

 

金土日(八十八ヶ所巡礼)

今月9日のワンマンライブで聴いた、というか踊り狂った曲。
ユラユラしていても良し拳を突き上げても良しという聴く側の全てを受け入れてくれる空間に、「貴様らに優しくするのがロックだと思ってる」「我々は貴様らを愛している!」という真っすぐなMC。
攻撃性の高い音楽をバシバシぶつけてくるバンドのライブがこんなにも優しいことってあるのか、となんだかジーンと来てしまった。

やってる意味のないことが大切 僕なりに頑張ってる

 

今月よく聴いた5曲 2023年6月

 

 

きかいにおまかせ(家主)

なかなかビートルズっぽい。
曲だけだとキャッチーで人懐っこいポップソングなのだが、そこに乗せる歌詞がちょっとしんどくてだいぶ正直なのが家主らしくて良いなと思う。

きかいが俺におまかせ?

 

ロックンロール(くるり)

くるりのドラム、歴代でもクリストファー・マグワイアのそれが飛び抜けて好きだなと改めて思う。
秋に発売されるくるりの新アルバムに森さんが参加するとの情報でにわかに盛り上がっている今、どさくさに紛れてクリストファーも再合流してほしい。

 

Split Personality(12Rods)

こちらもクリストファーが参加している一枚。
氏の刻むビート、芯がブレないしグルーヴの階層が一つ上といったような印象を受けるので好きだ。
バカすぎてどこがどう良いのかを全く言語化できず申し訳ないのだが、好きと主張すること自体はタダだと聞いたのでするだけさせてほしい。

 

Marshmallow(MISAMO)

K-POPアイドルの派生ユニットとは思えないくらいチルいナンバーでめちゃくちゃいい。
特にモモさん、甘くてかわいい歌声のイメージが強かったが、こういう低音ラップの方が光るんじゃないか?というくらいハマっている。

 

はにかみファイリングラブ(フー・ドゥー・ユー・ラブ)

元キイホリの貴一さんと本日休演の岩出さん、樋口さんによる新バンドの1stアルバム。
牧歌的でポップながらどこか切ないメロ、まともに食らってしまった。
他の収録曲だとニセビートルズもかなり良い。
上の試聴ボタンからだと間奏しか聴けなくてなんやそれとなるので、ぜひCDを買うか皆様がお使いのサブスクサービスにて検索するかでお願いします。

 

今月よく聴いた5曲 2023年5月

RONDO(龍宮城)

自分がアイドル周りに疎いのもあるが、ジャニーズやK-POPEXILE系とは明らかに趣が違う男性グループというのは新鮮で惹かれるものがある。
曲が良いなぁと思ったら女王蜂のボーカル・アヴちゃん作詞作曲を担当していた。というかそもそもがアヴちゃんが主催するオーディション番組から生まれたユニットだった。

 

空中の魚(慰安旅行)

単純にとても心地良くて好きな一曲。
ジャンルとしてはネオソウルでいいんだろうか。単なるネオソウルではなくちょっと歌謡の色も入ったような印象も受ける。
本人のツイッターからサイトへ飛んだら2003年生まれと書いてあった。将来有望すぎる。

 

Allergy((G)I-DLE)

2000年代の洋楽のようなポップで耳に馴染む音作りなのがかなり良い。アヴリル・ラヴィーンSk8erBoiみたいな雰囲気。
しかし
歌詞が重い。女が憧れる強い女、みたいな雰囲気の曲が流行っているK-POP界に「インスタなんて嫌い、Tiktokも嫌い、どうして私は可愛くないんだろう」というストレートで自己肯定感の低い曲を放り投げてくる姿勢に感心する。

 

アクティオーン(電気グルーヴ)

今月行ったワンマンで聴いた曲。ライブの楽しさを思い出して日々を乗り越えるために聴いていたようなところがある。
メンバー生誕の地で若者(大嘘)の全てが小さなハコに集まって2時間爆踊りしている状態、あまりにもハッピーだったなと思う。
「東京」の部分を「静岡」に変えたアレンジで大いに沸いた。田舎モンはちょろいので。

 

日暮し(台風クラブ

こちらもライブで聴いた曲。これが一曲目だったのだけど、いきなり心のド真ん中を真っすぐ刺されたような感覚になり、そこからずっと聴いてしまっている。ギターが鳴ってるんじゃなくて歌ってるもんな、どういうことなんだよ。
ライブバンドと聞いていながら音源だけ楽しんで「なんだかんだで火の玉ロックだよな」などとグダグダ言っていたのは全部間違い!あれが良いとかこれが良いとか無い!台風クラブは全部良い!

期待はずれのおれの景色にも ちょっとばかりの夕日が射せば

自分のクッシャクシャな人生から眺める美しくてやるせない日本語ロックの夕日・台風クラブ、きっとこれからも好きなんだろうなと思う。

 

今月よく聴いた5曲 2023年4月

 

チョコレート(ミツメ)

バレンタインデーに一日限定公開され、正式配信を今か今かと待っていたところホワイトデーにめでたく配信が開始された一曲。なぜか3月よりも4月に入ってからのほうがよく聴いた。
ミツメらしい美麗バンドアンサンブルとほろ苦いメロディーに加え、マスロックのようなアプローチも感じられる良曲。
ボーカルの川辺さんが淡々とお菓子を作るだけのMVも妙に味がある。

 

我沒有用,沒辦法給你想要的生活(怕胖團)

「俺は役立たずだから君に思うような生活をさせてあげられないんだ」という激重タイトルと歌詞。槇原敬之でもあんまり付けないよそんなタイトル。
音作りはポップで楽しいので、外国語が分からないのをいいことに何も考えず踊るナンバーとしてよく聴いている。
間奏のダンスが愉快。

 

ミッドナイトタイムライン(Have a Nice Day!)

深夜にツイッターを眺めている時にふと思い出し、それから毎晩のように聴いた曲。
どちらかと言えばバージョン4.0の方が好き。

インターネットは君に愛を伝えるために生まれた

これが全て。No.310もインターネットのおまいらに愛を伝えるために生まれた。

 

第一道微風(傷心欲絕)

好きな台湾のバンドの新譜。
今年に入ってインスタでコンセプト写真のようなものが公開され、楽しみに待っていたところだったので非常に嬉しい。
好きになった当時のTheパンクロック!3コードでガシャガシャ!みたいな荒っぽさはだいぶ減っているが、これはこれで良し。

 

My Generation(w.o.d.)

ネオ・グランジをコンセプトに掲げ爆音で突っ走る今一番アツいバンド、w.o.d.。ノッている若手らしいハイペースで新譜を出してくれるので嬉しい。
前作の一発録りプリミティヴ・ロックからは打って変わって、今作は90年以降のU2を彷彿とさせる打ち込み系。前半の勢いが衰えないまま後半に突入する上に音が広がっていくのがエグい。BOOM BOOM SATELLITESのKICK IT OUTが好きな人は多分これも好き。
ロック復権の鍵はこのバンドが握っていると言っても過言ではないと思う。
あけまして新時代!

 

 

今月よく聴いた5曲 2023年3月

ソフトに死んでいる(ゆらゆら帝国


労働の方が繁忙でソフトに死んでいる日々が続いていたので。
ゆらゆら帝国は改めて聴くと、いや改まらなくても本当に演奏が上手くて震え上がってしまう。
スリーピースなのに音がめちゃくちゃ多く聞こえる。全員腕が6本ある(要出典)。

ストロボ(つしまみれ

Spotifyのオートプレイリスト(タイムカプセル的なやつだったと思う)に入っていて、懐ゥー!と思い聴いたところまたハマった。ボーカルとサウンドがマッチしすぎていることに感動した初見時の記憶が蘇る。
所謂「つしまみれらしさ」みたいなものが無い爽やかな曲調がファンからは不評らしいが、ニワカの自分はかなり好きな一曲。
MVがちょっと怖いところなんかは結構つしまみれっぽさが出ていると思う。

 

夢で逢いましょう(TOSHIMITSU)

これもSpotifyのオートプレイリストで出会った曲。
ちょっと切ないピアノのラインとつい口ずさんでしまうメロディーが秀逸。
「リリース曲数はそんなに多くないしレーベル名も初めて聞いたなぁ、ニューフェイスかな?」と思って調べたら登録者数100万クラスのグループYouTuberでびっくりした。普通に音楽一本で食べていける才能がありそう。

お望み通り(Cocco)

Coccoって踊れる曲も作る人なの!?と驚いた一曲。焼け野が原あたりの印象にアーティスト自体のイメージが引っ張られすぎていたかもしれない。
でもこの曲も歌詞を読んだら「めちゃくちゃCoccoっぽいなぁ」となるのが不思議で面白い。
怪しさ漂うサイケなディスコサウンドに伸びやかで官能的な歌声が合わさって、色っぽいダンスロックに仕上がっているのが最高。
ちょっとhideのピンクスパイダーっぽい感じもあり。楽しそうなMVも良い。

 

 

全力キング(古川貴之)

今季の戦隊ヒーロー作品の主題歌。
第1話を見ているときに聞き覚えのある声がして、急いで調べたところやはりピンボールズの古川さんだった。
リアルタイム世代ニチアサキッズの皆様が歌えるかは微妙なラインだと思うが、大人としてはかなり嬉しいキャスティングである。
イントロから思いっきりピンボールズで笑顔になってしまうよ。早く活動再開してくれないかな。