3月18日、M-1ツアースペシャル静岡公演を見た。
張り切って一日3公演全てに参戦した結果、市民文化会館の薄くて固い椅子にトータル6時間座ることになり、満足感と引き換えに腰が終わりを迎えた。
ヤーレンズと真空ジェシカが持ち時間を守っていたら*1腰は無事だったかもしれない。
そんなことはさておき、せっかくなので個人的M-1ツアーの醍醐味「いろんな出囃子が聞ける」を残しておこうと思う。並びは1公演目の出演順と揃えたつもり。
お前は普段から劇場に行くんだから出囃子なんてしょっちゅう聞いてるだろ、と思われるかもしれないが、よく行く劇場は全組共通の音源を使っていて芸人チョイスの出囃子はまず流れないので、こういう機会はかなり嬉しかったりするのだ。
ヨネダ2000
Red River Rock(Johnny & Hurricanes)
1公演目はこれの代わりに影マイクで二人が歌うmy wayを流したと思ったらそのままハンドマイクを持って登場し、最終的にDefTechライブツアー2023in静岡を始めていた。エンターテイナーすぎる。
ダイヤモンド
Diamonds(プリンセス プリンセス)
分かりやすいしアガるド直球ストレート選曲で良い。
イントロ~Aメロを流すコンビが多い中でがっつりサビを流していて、ちょっと珍しいなと思った。
ロングコートダディ
Gun's & Roses(Paradise Lunch)
他のコンビのようにコンビ名とかけたりしているわけではないのに、抜群に相性が良くて好きなチョイス。
バディものアニメみたいな二人のビジュアルと親和性が高いのかもしれない。
カゲヤマ
CHA-LA HEAD-CHA-LA(影山ヒロノブ)
コンビ名は歌手名から来てるのか!という気付きがあった。
出囃子が流れた瞬間から会場全体がムギュウ待ちみたいな空気になっていて笑った。
メイちゃんは可愛いから仕方ないね。
ヤーレンズ
YARLEN SHUFFLE~子羊達へのレクイエム~(サザンオールスターズ)
コンビ名はこの曲名から来てるのか!という気付きがあった。こいついつも気付いてるな。
帰りしなに近くのお姉さんたちが「ベッカムの人たち*2さ、登場曲かっこよくない?」「色っぽかったよね」と話していた。ワイトもそう思います。
ママタルト
サザエさん
何をどうしたらこのチョイスになるんだ?と思ったが、これに乗ってニコニコしたメガネの人とピンクのデカい人が出てくる様子はかなり愉快で良かった。
キュウ
タイムマシーンに乗って(Mr.Children)
コンビ名がアルバム『Q』から来ていることでもおなじみのキュウ。
桜井さんちょっと病んでた?くらいの時期の曲をチョイスするあたり、二人とも熱心なミスチル好きなんだろうなという感じがする。
真空ジェシカ
ゆきこさん(ミドリ)
デストロイ!!
ここ芸風の紹介?
令和ロマン
ハロー張りネズミのテーマ(SOIL&”PIMP”SESSIONS)
1公演目のみ出演。
出囃子を遮るほどの勢いで舞台に飛び出し「このままだとウエストランドさんのネタ時間が1分半になっちゃう!!!」と叫びながら大急ぎでネタに突入していて笑った。
カッコいい曲だからもう少し聞きたかったという気持ちは正直ある。
ビスケットブラザーズ
Cartoon Heroes(Apua)
2、3公演目のみ出演。
この日の出囃子の中で一番好きかもしれない。
リナの歌声もポップなメロディーも歌詞も、ビスブラのアニメの世界から飛び出してきたみたいな可愛らしいコント漫才とマッチしていてすごく良い。
ハイツ友の会
諭吉の学問(KONISHIKI)
しゃべくり漫才師の二人が「言葉のお料理 ご用意いいか」というフレーズを背負って静かに登場し、マイクの前から一歩も動かず爆笑を攫ってまた静かに帰っていく姿は本当にカッコよかった。
全く同じ始まり方をする曲が『一茶の雀』『諭吉の学問』『藤村の前髪』『ひとみごろ』と四つあるが、「天は人の上に人を作らず」まで聞こえたので多分これのはず。
音源を貼りたかったが、配信しているのはレコチョクのみで貼ることができず。レコチョクって単語15年ぶりに見た。
オズワルド
これさえあれば(T字路s)
何度聞いても良いなぁ、と思う一曲。
穏やかそうでアツいブルースなのが、ふざけていそうで闘志バチバチなオズワルドっぽい。
さや香
愛と悲しみの時差(山本彩)
さや香だからさや姉、洒落が効いてて素敵だといつも思う。
分かりやすいのも好きだがこういうのも好きだ。
ウエストランド
BIONIC CHERRY(ももいろクローバーZ)
「あたしはね、すごく怒ってるんだよ!」
ここ井口さんのこと?