なんも覚えとらん

もう脳がアカンので

今月よく聴いた5曲 2023年2月

 

HOLLAND ELEMENT 2021( 平沢進+会人)


2年前のフジロックで披露されたアレンジのスタジオ録り音源。
原曲は暗めのバンドサウンドでおどろおどろしさが強いが、アレンジ版はテクノ感を強めつつ崇高な趣に仕上がっている。
まずもって原曲がかっこよすぎる。本当に40年前の曲か…?

1P(ビレッジマンズストア)



大贔屓バンドの大新譜。1Pと書いてワンプレイヤーと読むらしい。
ロックンロール暴れ馬が皮肉を込めて孤独を歌い上げる、ド頭から全開、説明不要のパーティーチューン。
毎日のように爆踊りしながら聴いている。ライブハウス俺んち。近所迷惑。

 

感電18号(ダウト)



Spotifyのおすすめに現れ、タイトルに惹かれて聴いてみたところ大ハマり。
ホストのような見た目とは裏腹なゴリゴリの歌謡テイスト、かつベースがブリンブリンなのがとても良い。
同じビジュアル系バンドでも密室系はよく聴くが、こういったキラキラ系にはイマイチ興味が沸かずノータッチだったことを反省している。
見た目が売りの界隈と言えど一通り聴いてから判断すべきだなと思った。今月の学び。

 

ロンリー・グラヴィティ(るか・ななせ from AIKATSU☆STARS!)



アイカツ見たことないけどTake Me Higherは聴くんですよ、という話をしていた時にフォロワーから勧めてもらった曲。
どこか懐かしさを感じさせながらもアガり続けるキラキラしたサウンドに、そこからは想像もつかないほど寂しげな歌詞。
メチャクチャ良い。これがアイドルアニメの挿入歌というのがまた良い。
ひとりぼっちの星と輝く宇宙船の邂逅を擬人化したものなのか、はたまた売れないアイドルとカリスマアイドルの出会いそして別れを星たちに例えているのか。いろいろと背景を想像する楽しみがある曲だなと感じた。
ゴチャチャ言ってないでアイカツ見たらよくない?いや妄想してる間が一番楽しいみたいなとこあるんで…。

火の玉ロック(台風クラブ



先日、待望のセカンドアルバムをリリースしたことも記憶に新しい台風クラブ。どの曲もすこぶる良いのだが、なんだかんだでこればかり聴いてしまう。
いくつもの魂を見送るような歌詞がたまらないし、ジェリー・リー・ルイスのヒットナンバーと同じタイトルながらそれとは正反対の感傷的で暖かいメロディーラインも好ましい。
寒い夜は火の玉ロックに限る。